評価★★★★★

流されて八丈島~マンガ家、島にゆく~

流されて八丈島~マンガ家、島にゆく~

  • 作者:たかまつ やよい
  • 出版社:ぶんか社
  • 発売日: 2009-05-22

アンリミで読み放題

Kindleアンリミテッドの読み放題作品です。
八丈島に行ってみたくなります。いや、行って見ましょう。行きたいですね。

西原さんの本を読んだあとに、ゲテモノ探しの旅にでてみたくなりました。
西原理恵子さんって、ゲテモノ好きなところあるじゃないですか。ダーリンもゲテモノだし(失礼)

ぼくにとっての西原理恵子像は
人生いかにして地雷を踏むか、そして踏んだ地雷をいかにしてネタにするか。
こんな感じです。

アンリミテッドはいい本ももちろんあるけど、面白くない本もある。出版にお金がかからないからね。本を書いてみたいって思っていた人にとっては願ってもない手段なのだ。

じゃあ面白い本と、そうでない本をわけている理由は何だろう?
面白い法則って何だろう?

せっかく読み放題なんだから、
興味ない本も読んでみよう!
これはチャンスかもしれん!

といっていろいろ漁っていたときに出会ったのが本書。
西原理恵子さんの本を読んだあとだったので、何か面白いマンガはないかなーと知らない漫画家さんを探していた。

タイトルに凄く惹かれる本を発見
八丈島!?八丈島ってどこだっけ?

八丈島は罪人の島!?

八丈島は東京から南へ300キロほどいったところにある離島で、
飛行機は1日数便、船は1日1便といったかなりのド田舎。もちろん電車は走ってない。

八丈島に住んでみたいなーって思った作者が知り合いもいないのに、突然思い立って移住しちゃって。
住んでみたらたまたま心地良くて。八丈島は離島に住んでない人からするといろいろと新鮮なことが多くて。それも多すぎて。
そんな魅力だらけの八丈島をネタにしたマンガです。

八丈島は
昔は「島流し」で流された罪人たちが流れ着いた場所らしい。
作者のやよいさんも流されて。

ぼくは大阪に住んでいるのだが、流されて大阪にやってきた。
ブラック企業をさらに黒く塗りつぶした
  
「ブラック・インザ・ブラック」
  

みたいな企業で20歳の頃働いてたんだけど、
入社翌日東京から熊本へ飛ばされ、
突然見知らぬ熊本で生活することになった。

次は熊本から福岡に行き、
オレの人生このままどうなるんじゃーと発狂して辞表を提出。
東京に帰るお金はなく、夜行バスで羽を伸ばして大阪が精一杯だった。
(会社からできるだけ遠くの土地へいきたかった)
それで縁も何もない大阪に流れ着いたわけだ。

大阪でキャッチコピーをつけるにはなんだろうか?
流されてタイガース
(なんか阪神ファンじゃないみたいだ)
流されたグリコ
(これは切なくなる)
流されてお好み焼き
(もはや行きたい店にいけなかっただけだ、意味不明。とにかく意味不明。)

親族は全員関東にいるし、大阪に流れ着いた罪人第一号がぼくというわけだ。

(今思えば、だいぶ無茶なことをいろいろしてきたんだなぁと)

よく生きてる。

こんなぼくでも生きているんだから、人生なんとかなるんだろう。
流されてみるのも、悪くない。
  

なんで面白いんだろう?

早速読んでみると、、、
ページがさくさくと進む進む。ひたすらスワイプ、スワイプ。

おもしれえぇぇぇぇぇえぇぇぇ!!!!

ここでブログを書く前、
今までは考えもしなかったことが頭をよぎる。

面白い理由はなんだろうか?
(真剣に考えすぎだ、バカのくせに)

読みながら、読み終わってから、いろいろ考えてみたが、
出した答えはオチがいくつもある。これだった。

流されて八丈島は、基本的に4コママンガ。
元は雑誌の連載ものなので、
毎月1つのテーマで10本ほどの4コママンガで組み立てられているんです。

たとえば台風がテーマになっていると、
「八丈島に台風がくるとこんなことが起こります」
というのがマンガになっている。
停電とか、船が動かないとか、食糧難とか、
台風に関連した出来事でそれぞれ4コマのマンガになっている。

それぞれにオチがあって、
新しい話題、オチて。
新しい話題、オチて。
新しい話題、オチて。
このテンポが読んでいて凄く気持ちいい。

 
 

作るほうは凄く苦労されてるんじゃないかなぁ。

生きてる間に八丈島へ行こう。
ハーフマラソンの大会も毎年やっているので、
これなら参加できそうだ。

大雨で船が出ないとか、飛行機が出ないとかならなければいいが。
(島の天気は気分しだい)

作者のブログも読んでみたんだけど、最近は更新ご無沙汰みたいで。
更新してくださることに期待。
twitterで近況を見たら手術されていたということで。
早くよくなって欲しいです、また面白い作品期待していますよ!

余談。アンリミについて

Kindleアンリミテッドにマンガはぴったりの素材。
読む側から見ても、書く側から見てもどっちもメリットがあると思うんです。

読む側はさくさく読めるし、次巻を買いに本屋へ走る必要もない。
一気に読んでしまったのでこれを書くために、
慌てて2周目を読んでいるところだ。
8周はしたいよね。八丈島だけにね!(ぜんぜんうまくない)

Kindleアンリミテッドの収入は、ページが読まれた分だけ割り当てられます。
つまり、無料でも読まれればお金がもらえるのですよ。
文章よりもマンガのほうがページ数は稼ぎやすいから、描く側にとっても都合がいい。

流されて八丈島はほんわら「本当にあった笑える話」で連載されているものだから、
これは作家の収入じゃなくて、出版社の懐に入ってるんだろうか。
ピンハネされてるんかなー。

だとしたら面白いマンガ家さんは独立してアマゾンKindleだけで食べていくという選択肢もありなんじゃなかろうか。

コツコツ描いて、無料で配って、
面白いからどんどん広まって更に読まれるみたいな。

早く2巻も読まなくては。

Kindle unlimitedに入会していれば、
「流されて八丈島」は無料で読み放題になりますよ。

無料なら読むのに躊躇もいりません。今すぐ読むべし。

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