お金が欲しい。人類何十億という人が抱いている願望のひとつでしょう。
・初心者だけどお金を増やしたい
・これから投資を頑張っていきたい
・何かいい選択肢はないか

今回紹介するのは、投資銀行で働く金融機関のプロフェッショナルが書いた初心者向けのおすすめ投資本です。
投資の初心者で、これから投資を頑張って生きたい人向けにぴったりの本でした。

なぜ投資のプロはサルに負けるのか?

本書のポイント

・投資はするな。投資はギャンブルだ。
・どうしても投資をしたいなら、インデックスファンドに投資しろ。
・オーバーコンフィデンスに注意せよ

著者「藤沢数希」さんはどんな人物?

欧米の投資銀行にクオンツとして勤める藤沢数希さん。
クオンツというのは経験や感だけに頼らず、高度な数学、金融工学の技術を使って市場(マーケット)を分析するお仕事です。

そんな金融のプロフェッショナルである藤沢数希さんが書いたのがこの本。

プロが勝てないといっているのですから、なぜ素人である私たちが投資で勝てると思うのでしょうか??

儲かるのになぜやらない?

儲かる投資をオススメしてくる営業マン。なぜ彼らは自分でやらないのでしょうか?
お金がないから?実際は儲けるのが難しいことを知っているから?

儲かるなら人に教えずに、自分がやるはずです。ぼくなら絶対にそうします。
企業であれば投資する資金は持っていないなんてことはないはず。
とにかく自分達でやるのが一番有利なはずです。

世の中のカラクリに目を向けてみることで、
投資というものがどういうものなのか
ちょっとずつ真実が見えてくるのではないでしょうか。

投資はするな。汗水流して働くのが一番。

投資のプロが、投資はギャンブルだからやめとけといってるんだから笑ってしまいます。
しかしこの言葉には説得力があります。
マーケットを分析している専門のアナリストでも、値動きは予測できません。
プロでも、日経平均の予測などが当たることはほとんどありません。


100万円投資して5%のリターンを獲得します。得られるのは5万円です。
5万円であれば、頑張って残業代を稼いだり、上司にゴマをすったりしたほうがはるかに簡単じゃないでしょうか?
たったの5万円を儲けるために100万円をリスクにさらすのは大した価値がないということです。

たとえば
なんとか暮らしていけるお金が年間200万円だとします。
この200万円を資産運用で稼ごうと思えば、4000万円ものお金が必要になります。
仮に4000万円のお金を持っていたとして、この4000万円という大金をリスクに晒すことができるでしょうか。 ぼくは絶対無理です。4000万円手元にあって、その4000万円を投資するのは
縮こまってしまって、恐怖心でいっぱいになります。
結局4000万円あるうちの1000万円くらい何かに投資するかもしれませんが、
失う恐怖に勝つことはできないとおもいます。
4000万円あれば毎日1万円使って贅沢をしても、10年以上は生きられますからね。
非常にリッチな状態といえるでしょう。


というわけで4000万円をリスクに晒すためには、少なくても倍、8000万円以上のお金が必要になります。
自分の財産全額をリスクマネーとしてリスクに晒すことはできないですからね。

結論を言うと、
100万、200万の貯金なんて、投資してもしなくてもどっちでも良い金額ということになります。
リスクを背負うよりは、頑張って残業代を稼いだほうが効率が良いのです。

破綻したLTCM

1990年代にノーベル経済学賞を受賞した学者が中心になって設立した、LTCMというヘッジファンドがありました。
文字通りの天才達が金融工学を駆使しまくって投資するファンドということで、
約1300億円のお金を世界中からお金を集めて、投資を行っていました。
最初は年利40%近いリターンをたたき出していたので、更に世界中から投資資金が集まりました。
レバレッジをかけて投資資金は1兆円を超えていたそうです。

実はこのファンド、5年も経たずにで破綻してしまいました。
スッカラカンになってしまったのです。
日本でも住友銀行が1億ドルの資金を吹っ飛ばして話題になりました。
より詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
>>>ロングターム・キャピタル・マネジメント(Wikipedia)

世界中の投資のプロ達が、こぞって儲かるだろうというファンドに手を出して、損失を出したのです。
プロでも負ける。それが投資の世界なのです。
プロがプロに投資する判断を誤る。それが投資の世界なのです。

どうしても投資をしたいなら、インデックスファンドに投資しろ。


プロの投資家が研究に研究を重ねて運用成績を上げるために投資をしても、
ほとんどがインデックスファンドのリターンに負けてしまうというのです。

なので素人が投資で成果を出すにはインデックスファンドが一番というのが結論です。
インデックスファンドに投資をすれば投資に時間を取られることもなく、
時間を有意義に使うことができます。

インデックスファンドに投資をして、あとは仕事を精一杯頑張る。
一番成果をあげる方法は、いたってシンプルです。

インデックスファンドのデメリットは、エキサイティングではなく、
ドキドキハラハラもないということです。
株式投資のような一喜一憂はないかもしれません。

オーバーコンフィデンスに注意せよ

オーバーコンフィデンスとは、一言でいえば「自信過剰」ということです。

アメリカ人の90%の人が
自分が平均より頭がいいと思っているということが証明されています。

平均より下の人でも、平均より上だと思っているということになります。

専門化いらずの投資初心者フローチャートを参考にしよう


巻末のフローチャートを参考に自分の投資プランを立てましょう

投資をしたいという方であれば、数百万円以上の手持ち資産が必要になりそうです。
100万円しかないのに、その100万円をリスクマネーとして運用して
5%の5万円を追いかけるのは大した価値がないということです。

貯金を増やすか、投資をしないと決めるのも十分価値のある選択だと思います。
投資がよくわからない、めんどくさいものだからしないのではなくて、
投資がどういうものだかわかった上で投資をしないという選択をするのは
大きな違いがあります。
本書で投資がどういうものなのか、嫌な部分もいっぱい反面教師として指摘してくれることでしょう。

株式投資はテラ銭が安いギャンブル。

投資を頑張りたい人にとっては夢も希望もないような話になってきました。

パチンコや競馬などに比べて株式市場は手数料がものすごく低いです。
手数料が低いだけで、本質的には大した違いはありません。
投資はギャンブルと割り切って、そのランダムウォークとエンターテイメント性を楽しむ。
こんな生き方もありなのかなって思いました。

おわりに「投資をやるなら楽しむという選択肢もあり」

ぼくはFXをしていますが、
儲かる儲からないを抜きにすると、
最高にエキサイティングで楽しめるというのも事実です。
時間が経つのはあっという間ですし、
簡単に言うと、物凄くドキドキします。

ギャンブラー的生き方ですね。
儲かるも人生、破綻するも人生。
所詮はたかがお金ということでしょうか。

どうせちまちましたお金を投資していても増えていくお金は微々たるものなので、
リスクを取って、割り切って遊ぶのもありなのではないでしょうか。


ただし全額リスクマネーにするのは破綻を招くのでおすすめしません。
あくまでもリスクを取れる金額はなくなってもいいお金でリスクをとるべき。
借金までして投資行為を行ってしまうと、カイジのように地下労働施設に強制送りになるかもしれません。


堅実な生き方をしたいという人には投資をしないことが第一。
どうしても投資の必要性を感じているのであれば、
インデックス投資以外に選択肢はないといえるでしょう。

せっせと働いて貯金するもよし。
ギャンブルで一攫千金を狙うもよし。
明日の億り人は、あなたかもしれません。

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