大切な人がギャンブル依存症で困っている・・・

・あなたの家族
・あなたの友人
・あなたの恋人

もしあなたの大切な人が依存症で苦しんでいたらどうしますか?
「なんとかして救ってあげたい」
きっとそう思うはずです。そんな思いでこの記事を読んでくれたら嬉しいです。

依存症についてはたくさんの人が間違った理解をしています。
・自己責任
・負けると思ってるギャンブルに金を使うのはバカだ
・どうしようもない人間だ



本人は、やめたくてもやめられないから困っているのです。
一人じゃ無理でも、あなたの協力があればなんとかなるかもしれません。
この記事元々依存症だったぼくが、
「もしぼくの大切な友人、家族、恋人がギャンブル依存症になってしまったら?その時どう対処するのか?」
という例でお伝えしていきます。

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(1)まずは借金の整理から

まずは借金を整理しましょう。

どこからいくら借りているのか、本人は現実と向き合うのが嫌なので、詳細な金額を把握したがりません。
ここは心を鬼にして、
「で、借りているのはそれだけなの?」
と突っ込んで聞かないといけません。
ぼくも最初は正直に全部話すことをしませんでした。
気まずくなるに決まっているからです(笑)
借金の整理とは、具体的には自己破産か任意整理のことをいいます。
借金の返済が免除されるか、利子を全額カットすることができます。
ぼくは任意整理をして、毎月決まった金額を返済していく選択しました。
ピンチのときは督促の電話に悩まされていたりしましたが、
即日督促の返事が止められ、職場にもばれずに任意整理をすることができました。
任意整理のメリットについてはこの記事
>>任意整理をすると何が得なの?ぼくが任意整理で実際に得した6つのメリットをまとめました。で解説しています。

(2)返済のお金について

お金は原則貸してはいけません。
ギャンブル依存症の人は、お金の管理、コントロールが自分ではできなくなっているので、
借りても無駄に使ってしまうからです。
極力貸さないのが一番ですが、貸してもいいお金と悪いお金を次に解説していきます。

ギャンブルのためのお金を貸すのはダメ

おわかりでしょうが、絶対ダメです。

返済にあてるお金を貸してはダメ

これは一見すると、良い使い方のように見えるのですが、返済のお金を用立てするのもダメです。
結局ギャンブルに使ってしまうのがオチ。
ぼくは家族にうそをつき、生活費が足りないからとお金を借りてギャンブルに使ってしまったことが何度もあります。
これは貸す側のためにもならないので、絶対にやめてください。

再生のためのお金はOK

再生のためのお金は用立てしてあげてもいい。
もしあなたが
「前向きに支援してあげたい!」
そう考えているのであれば、積極的に支援してあげるならここだと思います。
再生のためのお金というのは、具体的には
自己破産や任意整理をする手続きにかかるお金のことです。
借金を減らすのですから、それなりのことをしなければいけません。
自分で貸主に直談判して交渉したとしても、素人だとわかると「返せ」と言われてしまうのがオチでしょう。
法的なことが絡むので、借金問題の解決は専門家に依頼をするのが一番です。
手続きをする際、前もって専門家である弁護士にお金を払わなければいけません。(これを着手金と言います。)
これは前もって用意するべきお金です。全額用意しなければいけない所もありますが、後払いで依頼を引き受けてくれる所もあります。

借金に困っている人は貯金がありませんので、依頼費用すら用意できない場合がほとんどです。
この金額は用立ててあげるか、貸してもいいでしょう。本人にとってギャンブルを精算し、再出発するために必要なお金です。
たとえば任意整理であれば、今後の返済額に利子がかからないので、トータルでの支払い額が何十万円とカットできる可能性があります。
プラスになるお金の使い方です。

借金の返済は本人にさせよ

なお任意整理をした場合、
返済は、本人の給料から必ずさせるようにしてください。
あなたが用立てしてはダメですよ?
返済で実際に毎月お金を払い、痛みを伴わないと、また繰り返してしまいます。いつまで経ってもギャンブル依存症は解決に向かいません。

もしあなたがお金に多少余裕がある場合
「本人のためになるならば・・・」
と用立てしてあげたい気持ちもすごくわかります。
力になってあげたい。
とても優しい立派な考えだと思います。
でも、もし用立てたお金が本人のためにならず、ギャンブルを結局続けてしまうとしたらどう思いますか?

「せっかく出してあげたのに」
「私の払ったお金は何だったのよ」

きっとこのように思うこと間違いないでしょう。

ぼくも例外なく家族にうそをついてお金を借りて、ギャンブルに使ってしまったことが何度もあります。
それでも見捨てることなく、ぼくの依存症治療に協力してくれている両親には感謝以外ありません。
ギャンブルの借金の返済は必ず本人にしてもらってください。
じゃないと本人のためになりません。

(3)生活費について

ギャンブルから抜け出すのは、意思では無理です。意思に頼ってはいけません。
やらなくても済む環境づくりのために、あなたが協力してあげるという意識でいてください。

現金を渡さない

パチンコ屋、競馬、競艇などは原則現金がなければ遊ぶことができません。
なので、現金を渡さないで生活をしてもらってください。
生活費は電子マネーで支給するようにするとよいでしょう。
現金を使わない生活の方法はこちらで解説しています。

多少の無駄遣いは多めに見てあげよう

電子マネーだけで生活しているのであれば、残高を見れば、何にいくら使ったのか詳細に把握することができます。
ギャンブル依存症の人は、毎月給料日になると、すぐにほぼ全財産をギャンブルに使ってしまいます。そのため、ギャンブル以外に使い道がなく、ギャンブルをしなければ生活費はほとんどかからないというケースがほとんどです。
なので、美味しいごはんを食べるなど、多少の無駄遣いは許してあげるようにしましょう。
ギャンブルをやらないだけで、大幅なプラスで貯金をしていくことが可能です。ちょっとの贅沢は多めに見てあげましょう。

(4)孤独にさせない

話を聞いてあげましょう。
ギャンブル依存症で悩んでいる人は誰しも孤独です。
誰かと一緒にいても、誰にも打ち明けられない悩みを持っていたり、不安で、孤独感を抱え込んでいます。
ギャンブルは孤独の時間にやってしまいます。
どうか、どんな話をしたとしても本人を責めないであげて欲しい。
依存症は周りに理解してくれる人がいません。
辛いんです。
ぼくもギャンブルをやめたくても抜け出せない日々がありました。
毎月働いてもお金は減っていくばかり。
人生がどんどん灰色に。最後には真っ暗になっていって、
明日が全く見えてなかった。
死にたかった。
それがますますぼくをギャンブルに向かわせた。


人は誰しもが孤独を抱えて生きています。
話を聞いてくれる人がいないと、ますます孤独になり、内側へ閉じこもっていき、
それが寂しさをギャンブルで埋め合わせするという行為に繋がってしまいます。
あなたが良き理解者になってあげてください。

おわりに

まずはとにかく借金の整理をすること
そしてお金は貸さないこと

世の中から一人でも苦しむ人がいなくなりますように。

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